「ようこそ。ずっと会いたかったよ、ボクの可愛い可愛いご主人様」愛してるよ、ずっと。
魑魅魍魎、八百万の妖怪と精霊が勢力を二分する山――カクヨノ山。人里離れた山の東側には精霊が、西側には妖怪が棲みついている。愛でるは幼子、味好みは酒の肴。その名は蛟鬼という鬼娘が、カブト虫とお喋りしながら過ごす、これはひと夏の物語。メインキャラクターは水季さんのイラスをと使用させていただいています。https://storie.jp/creator/9447/illustration
■ループストコン読者賞を頂きました。ありがとうございます■ ”この城を出ることができるのはひとりだけ。” ※最初は【1】螺旋の城 からお読みください。 ※エンディング2つ+隠しエンディング1つ有。
「夏に桜が咲く。それはとても素敵な事だとは思いませんか? 私は素敵な事だと思います。自らのベストな季節ではなく、あえて他の植物が咲き乱れる季節に花を咲かせ、その姿を証明する。ほら、素敵でしょう? だから私は夏に咲く桜は好きなのです。とても優美で、美しくて、かわいくて、そして`怖い`ですから」記憶をなくし、浅上家に引き取られている少年、島宮蓮利はある日、彼の名付け親を名乗る`精霊`と出会う。そして巻き起こる、かったるくも楽しい、面倒くさいけど笑顔になれる、そんな`厄介事`。それを体験した蓮利は、何を思い、何を感じ、何を話すのか。この小説は、暁~小説投稿サイト~様で投稿させていただいている夏桜 ~この世界に俺は存在している~を、ストリエ用に少し編集した物です。
平凡な高校生の小山和奏は、霊媒を生業とする名門――宇賀月家の次期当主に選ばられる。未来の夫から、精霊を降ろす剣舞の修行を受けるが前途多難。現当主から大規模退魔の号令が発せられるが、無事に初陣を飾れるのか。
精霊と呼ばれる存在が一般的に認識された現代。 精霊を宿し剣の腕を磨く者達がいた。 やがて来る災厄に立ち向かう為、彼らは共に精霊との繋がりを深めていく。 私立アルテミス女学院。 今日、ここで新たなる精霊使いを見出す為の特別試験が行われようとしていた。 ストック切れました。次回更新は未定です。
気の遠くなるような時間を生きてきたそのエルフは、だらけた。